わするみづみづしひ、しとひらとなり

あらいれいか


 幼稚なる良好に法外なみなさんをセントラル井戸の底において二階のなドべにいけ 乾きゆく鳥はあきらかと完全と平等の口うらをあわせ、裂け目から刻
「そりゃ、/そう/なんだ?/みすぼらしく/ならべられて」
 私はただ、足元をみていた
 かなつぼみに重んじられた菓子や珈琲などとはけっして、座席の布地、はむかってもヂ続して、このことは極めて生まれた子供
 指で押すと新しい記憶が埋もれるの、胸をうつほど
 わするあれがみづみづしひ。黒い縁がいわにルフランし、同時に谷間で波紋のよう飛散した純度とすなぶくろが舌のうえで、転がる町よのそのそと剥がれおもいは陰葉す。朝露の敵前があおい肉で、タバコの飾り絵におきあがって、おおらかに巣食うの、掬うの

 しろい花をとおくおった、くいものになる
 同じようなおなじ自分は。琺瑯のボヲル
 射程距離は紙一重の境地 ある夜はキョウ
 しんでいるのではないかとくりかえす

 cotton gathersよりゆっくりと蘇る時間や 倒されかぢか半目のたやすいヘソ 底に溜まったわたしたり腕にかけた意識をとかさなる盲目の残骸なり、また足元を噛みしめている会話を断面から湿ったクウキにぶれ、食べかけのパンがわずか膨らん

 湯の目の水のなかぼんやりとわめく/名を追うウカの念で速やかにきえ
「返し羽なら 引き受けろ、」
 と旅立つまえ/取りだそうとした空っぽ/ポケットにゆすぶるように違いない

 しぢまと理か籠み祖のままヰ乁ゑイイエ伽藍ともコーポ葡萄のかわ。まどろみが戻ってく先頭に櫛を入れた。こともない竹林とめんこく雨のつき、われめ奥にみえる赤黒いなにかメギド。誰そ彼を跳ねおきて。網目ちいさいからとおだって数日前の手ばたの鳥で、なぞると覚えているもので響いた、寝転んだ草のかんじ
 ならよそよそしい頭などごちゃごちゃと駆る 警笛を透かしうつしながら 爪がおれるツキの前身に。垂れこめるユメを。なんとなく荒っぽくそのなかに不幸にして。南側の窓下そうか。風が通りすぎる度に、あおむきの客はかた

 葉脈を伝う剥がれたポスターの切れ端がはなしあって
 また看板のひらがなが朝焼けの塩のissueがこびりついた鼻を刺す
 あの場所、あの瞬間に一歩の理かかることで茂り栄えた
 息を吸う。
 飛ぶときに健かな毛物がおおきな軸でガワがあるが、
 500年前の雨粒 星座の配置と一致する支柱の影
 気づいたとき裏返る勢いあまって蹴とばしたビー玉

──rin──

 睡蓮のDROPもゾッとしてのびあがった背筋に いかなる点に色がついたイッチを 見慣れぬ丼鉢に顛末とカイて。陶然の芽は多層的に深い面輪をやどし、こと切れた電球、軒下の含むところ 鯉は暁に口をあいて
 (転んだ膝の傷)展翅そのものを煎じ薬のような「ハア」
 嘆く角度が物言いが 信号が青に変わる耳を傾けくちばしの先、鋭利に鍵って呼びつけた島はじっと凄んでいる。噴火する空へ漉いた誰、峰の陰にしりぞいた永さ一匹つまみ上げるらしい
 盲目の残骸、アイボリーの幻を組んで要がない!
 沁むように木隠れの舗道の烏鷺の荷を解き、表面の船中でつけ根のこの動作で試みた腕が今夜で 広がるひび、自由というものがかこんで通しはじめた義眼のぬめり、溜まった墨汁では時によってはするりとお引き取り

:予兆

 岨道そばみちはとおくすづんでいる!
 私は知っていた。
 みづおおく 鼠の手先をはぐらかし
 風に煽られ 吸い込まれ、雲になる
 たわごとは油を汲みさやさやと幸福と倣うように 
 走るのか 疾走るのだ
 足元を濡らす くらい雪のよしな過ぎる差異のおもさに、
 ゆめなりと見る。
 ふいただきにてくされた首を、ゆっくりと踏みだすと
 道に捨てられた手紙も単に 焚き火でも文句あンのか

 はじめバルクの元をたった肉づけなども残った者だけで軋む。その振動が海を出す、ついたばかりの足跡 目を細めるたびに──舵をとる 山はぐれた外側をひきよせて縛ってあるのは。苔が深緑。指先のささくれに呼びとめた無数の、局所的なコメツブの成る歪み声もたてずに。シサスに学んだは骨だらけの/すがりつくの……線状に得た椅子の背にこうやって跨がりひとつ吐いたかのシラブルをいてよ

 どの砂糖煮も無言で享楽家で、柑橘の留守にかぎって偲ぶ
 つくづくいやになったと、暮らしているらしい。
 けれども尻に糞、鴉に呆れ、その球はふところへ追いつき
 ずいぶん出来るというのですから、ミギワで不思議ではない 

 言葉になる前のひび割れの形と同じ。

 仕切りが一枚、顔を拭くとお訊ねしました、
 きれいな川岸にお生まれでいまにもトヲかたった、
 風浪が鬱屈した波紋に 冬眠におちいっておられました、

 ただいつ帰ろうと〝ズルかつたりケチ臭くはあるのです〟

 聞き取れない歩調はととのう、こうして通過した記憶。かすかな泥のにおいと湿った花のかおりが混じり、当時より重いAutomata。冷えたスープの湯気 微笑ってそう云いそして、運ばれてきた峰腹ほうふくを身に伏してさざ薙ぐと屈折した、今
 思い浮かばせるのみ明眸みたいな縁取りでパイプを吹いたり、ハシのうちより手のひらで撫でるように粒した〈見知らぬホーム。/うまれるまえに、〉結果が生じ踏みつける旅に柔らかく沈む
 それは残った指紋、触れたことのない相槌、失われた状態をヤブとするなら、

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