月刊冊子19冊目。
4、5月号にひきつづき分量は多くない。同人揃って職業などで忙しくなんとか合間を縫って執筆している(編集者白石は恥ずかしながら無職です)。冊子は薄くなったが内容が薄くなったとはわたし自身は考えていない。しかしこれからもっとよくなるとおもう。
ただ続ければいいとはおもっていないが、しのぎも必要だとも考えている。
わたし個人としても、先月くらいからもうじきおわる28といういちおうの年齢について、「生き残り」という意識を強くもつようになった。ここまで齢をかさねてしまったからには、すでに下の世代にたいして、この狂った世界をつくりだしてしまった一員として言い遁れはできまい。いや、上世代を糾弾するという発想自体すでに旧世代てきなのかもしれない。
「どの世代にもそれぞれの課題があるのであり、だからして前の世代や後の世代のためにも役立つものを与えようなどと、途方もなくわずらわされる必要はない。世代のなかの個々人は、毎日がそうであるように、それぞれ自らの気苦労を担っており、それゆえ自分自身の仕事に気遣いするだけで充分である。」『不安の概念』序文(平凡社ライブラリー、一部改略。)
というキルケゴールのことばをむねにあきらめずにいきたい。
令和六年六月朔日 白石火乃絵
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